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「流星ワゴン」と「銭の戦争」

   

「流星ワゴン」の視聴率が芳しくないようです。

1話11.1%、2話11.7%、3話11.1%、4話9.6%。『流星ワゴン』の視聴率が初回から期待されたほどではなく、香川照之が大和田常務ばりの土下座を見せた5話も8.3%とさらに下がってしまった。
もちろん録画機器や視聴デバイスが発達した今、視聴率は1つの指標にすぎない。しかし、「最もリアルタイム視聴者が多い」とも言われるTBSの看板枠・日曜劇場での放送だけに、ここまでの停滞は予想していなかったのではないか。

マイナビニュースより

木村隆志コラムニストの投稿記事は、こちらからご覧下さい。

木村さんが、ドラマの視聴率が低迷している原因を書き出されています。

私は、別の視点からこのドラマが失敗作であることを

書いて見たいと思います。

金貸しが登場するドラマが、同じクールで放送されています。

「銭の戦争」です。

Audience Rating TV - 視聴率 - 2015年01~03月「銭の戦争」が「流星ワゴン」を全ての回でより多くの
視聴率をたたき出しています。
「半沢直樹」の復習ストーリー張りで
柳の下のドジョウを狙うのあれば、
「銭の戦争」の方がよっぽど適したストーリー展開です。

「流星ワゴン」は、親が金貸しを業とする家庭で、
父親のワンマンから息子との離反が生まれる。
父親の性格にもよるでしょうが、金貸しでありながらのし上がるという設定です。
消費者金融大手各社が、利息制限法の違法な高金利に対する訴訟で、最高裁判所が「違法と判断して、遡って過払い金の返還に応じるよう」判決がでてから、どこも経営に行き詰まり銀行の傘下に入り、吸収されていった時代背景があります。
「流星ワゴン」は、父親役の忠さんが一代で財をなした設定であり、
ドラマの中で、気の利いた言葉をはいていますが、
所詮金貸しの役作りとしては無理があり、
また金貸しが地元経済界から、
まともに相手にされないといった現実を描き切れていません。
家庭崩壊を描きながら、ワゴンがタイムマシンの設定。
時間軸を遡って、
原因を潰していくといったストーリー展開ですが、
展開の、スピードというか間が短過ぎて、バタバタ感が、
毎回あります。
そして、荒れた家庭、家族を描いているはずなのに描き切れていません。
だめ押しは、広島県福山市が、親子の地元であるとの設定から、
毎回、鞆の浦や、地元の観光地がロケ地として選定され、
そんな背景を使いながら、登場人物に台詞を言わせるという、
土曜ドラマの定番の多用が目に付きます。

・金貸しの家庭の親子の確執
・夫婦、親子の行き違いで、家庭が崩壊状態
子供は受験の失敗イジメで荒れてしまい。
妻は、パチンコのギャンブルにハマって高利の借金を重ねる。
夫はリストラになる。
・ 交通事故によって、親子が亡くなる。
この親子は、妻の連れ子で、血のつながりはない。

いろいろな不幸を織りあわせたような、家族・家庭設定が
小説の中では一定読者層に受けましたが、
TVドラマでは、雑多過ぎてテーマが絞り切れていません。
タイムスリップできる事が大きなテーマですが、
スリップする場面に思わず笑いが出てきます。

冒頭に書いたように、
「銭の戦争」がTVドラマとして数段優れています。
どこが優れているかは、ネット上で過去の放送分も
視聴可能ですので、ご覧になって見て下さい。
金貸しの汚い部分を描きながら、
草彅剛くんの役者としてアップした力量が、見応えあります。

 

 - TVドラマ

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