日々雑感

Thinking more Thinking

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自然災害の危機管理は人の判断に委ねない事。

      2014/08/29

広島の、豪雨災害時の初動についての記事があります。

北海道新聞web版 2014年8月26日版

 1999年6月に広島県で起きた豪雨災害で土木学会(東京)の緊急調査団が、同8月にまとめた報告書で、当時の状況を「危険と分かった時点で避難 勧告を出しても間に合わなかった」と指摘、危機管理体制の不備を警告し、短時間豪雨による突発事態に対応できるシステム構築を行政側に促していたことが 26日、分かった。

広島市は今回の土砂災害で、避難勧告の指標となる「避難基準雨量」に達した地域があったにもかかわらず、2時間後まで勧告に踏み切れなかったことが既に 判明。調査に参加した政策研究大学院大の江頭進治連携教授は「15年後も対応が後手に回ってしまったのは残念だ」と話している。

20140820

午前4時半までの3時間で降水雨量は217mmに達しています。

現地の状況のデーターを元に、数分単位での対応を、
こまかく決めて、システムとして動くようにして置くことを

求められています。
福島の原発事故は自然災害ではありませんが、
原子炉の融解で、放射能が拡散された時、
当時の政府(首相・官房長官等)によって、避難勧告と現状の報告が故意にされないで多くの人が被爆しています。
原発事故は、対応マニュアルが作られていて科学者、技術者によって事故後の対応が細かく決められていました。
人が状況によって判断を加える要素はなかったのです。
この度の広島の災害に対する報告で、15年前の災害時に、
突発事態に備えるシステム構築の必要性が言われています。

夜中の1時から明け方の5時頃は、人が一番動き難い時です、
しかし、今回のように豪雨はそんな事は関係ありません。

  • 現地の正確な状況を時差なく把握する体制
  • 想定されうる被害、対応時間を事前にシュミレーション
  • 想定外という言葉が出ないように異常値も想定
  • 最終判断を長に委ねないでシステムとして稼働させる
  • 長が、場所移動してから判断でなく、何処にいても判断が下せるように、情報が提供されるシステムをいつも携帯させる。

災害や国家的な危機時に、危機管理センターや、省庁に移動する時間的な猶予はない場合があります。
何時でも、どこでも情報に接して即時に決断ができる状況に、
決定権者の気構えと、普段からの備えが必要です。

例えはよくありませんが、米国大統領は核ミサイルの発射ボタンが押せるアタッシュケースが何時でも手の届くところにあると言われています。
日本でも大臣になると、自宅の前にポリボックスが作られ

24時間体制で、常駐します。これって警護の為ではあるのでしょうが、緊急時のメッセンジャーとしても機能しているのでしょうか?
ご存知の方は教えて下さい。
緊急時に判断を求められる人は、おちおち寝ていられません。

 

 - リスク管理, 自然災害

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